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20203/25

【国民性ジョークに見る日米のイメージ】日本人の集団主義とアメリカ人の英雄主義

「国民性」に対するステレオタイプ

「日本人は〇〇だ」とか、「アメリカ人は●●だ」とか、「中国人は△△だ」などという具合に、単なるステレオタイプだと認識していても、私たちは、無意識に、それぞれの国の人に対する勝手なイメージを持ってしまうことがあると思います。

日本に限らずカナダでも、同じように、あらゆる国(国民性)に対する何らかのイメージを持っている人が多いと感じます。

このように、世界の人々から見た、それぞれの国に対する客観的なイメージ・ステレオタイプを知る上で、とても有名なエスニック(国民性)ジョークがあります。

タイタニックジョーク

タイタニックジョーク」をご存知ですか?


タイタニック (字幕版)

「タイタニック」と言えば、ジェームズ・キャメロン監督&レオナルド・ディカプリオ主演の映画として、世界中で有名になったので、多くの人が知っていると思いますが。
タイタニックジョーク」とは、この「絶対に沈まない」とされていたのに、氷山に激突して沈没してしまった悲劇の豪華客船タイタニック号を基にした有名な国民性ジョークです。

タイタニック号が沈む際に、救命ボートに子供と女性を優先して乗せるべく、男性客には海に飛び込んでもらいたい。
そのために、各国の男性たちに、なんと言えばうまく説得でき、勇気を出して海に飛び込んでくれるのか。

という疑問。これに対して、主に、以下のような答えがあります。

フランス人には、「今飛び込めば、先駆者になれます。」(←最初に言う)
アメリカ人には、「今飛び込めば、英雄(ヒーロー)になれます。」
イギリス人には、「今飛び込めば、紳士(ジェントルマン)になれます。」
イタリア人には、「今飛び込めば、女性にモテます。」←(笑)
ドイツ人には、 「今飛び込むのが、規則です。」
日本人には、「他のみんなが飛び込んでいますよ。」

単なるジョークで、決して馬鹿にしているわけではないと思いますが、捉え方は様々で、面白いという人もいれば、不快(差別的)であるという人もいます。

日本人は集団主義か?

勿論、日本人の中でもこうしたイメージに沿わない人(個人主義など)もいるし、上記のような答えは、100%正しいわけではなく、あくまでも単なるイメージ・固定観念に過ぎません

実際に、「日本人は集団主義だ」という見方は、事実とは異なるものだ(科学的根拠がない)と結論づける研究もあるので、一概に、「日本人は、他人と同じことをすることを好むことが事実である」と決めつけることもできないと思います。

(個人的に、「集団主義」であることが悪いことだとも思っていませんが。)

が、事実かどうかに関わらず、それぞれの国に対する客観的な見方を知ることができるという意味では、興味深いと思いました。

特に、興味深いと感じた二つの国、日本人とアメリカ人の国民性(ステレオタイプ)について、それぞれ具体的に見ていきたいと思います。

日本人のステレオタイプ「集団主義」

上記の日本人に対する国民性ジョークは、「日本人は、他と同じことをすることを好む」(「他のみんなが飛び込んでいる」と言えば、日本人は、自分も同じように海に飛び込むだろうという)ことを皮肉的に表現しています。

既述したように、こうしたイメージは、100%事実ではないと思いますが、個人的に、(後述する自分自身の経験も踏まえて)納得できる面もあると思っています。

例えば、日本人が「他の人と同じことをすることを好む」こととして、いくつか一般的な例を挙げると、以下のようなものが思い浮かびます。

日本人の集団意識・行動例
①流行していること(メイクやファッションなど)を真似る。
②集団で群れる(グループなどに属していると安心する)。
③他人の評価(周りから自分がどう見られているのか)を気にする。
(周りから期待される通りに行動する)
④大多数の人の意見に同調・賛同する、など。

ネットのコメント欄に見る集団意識と「流れ」

特に、④に関しては、ネットのコメント欄(ヤフコメ欄など)を見る度に思います。

大抵、それぞれの記事のコメント欄には「同じ流れ」があるからです。

「肯定的な流れ」がある場合、その記事に対するコメント欄のほとんどは、好意的なコメントで占められ、逆に、「否定的な流れ」がある場合、批判的なコメント(誹謗中傷含む)が延々と続いている傾向があります(勿論、例外もありますが)。

これは、コメント欄を見て、(そのコメント欄における)大多数派の意見に同調する人たちが、自分と同じ考え・意見を持つ人=味方の存在に安心・共感して、どんどん書き込む(反対意見=少数派は書き込みにくい状況が作られる)からだと考えます。

そして、多くの人は、大多数派(大多数派に見える方・権力のある人など)の意見に同調しやすい(流されやすい)傾向があるからだとも思います。

長いものには撒かれろ

赤信号みんなで渡れば怖くない

出る杭は打たれる

これらの有名な言葉も、「他(大多数の人)と同じことをすること」を一種の美徳のようなものとして捉えているように思えます。

勿論、「勤勉・真面目・礼儀正しい・器用」などの日本人に対する良いイメージは他にも色々あると思いますが、

上記のジョークにあるようなイメージ(必ずしも悪いイメージではなく良い意味で捉えられる場合もあると思いますが)を持たれる理由として、少なくとも以下の3つの背景があると考えます。

1. 集団教育を受けているため

日本の学校では、主に以下のような集団教育が行われています。

そして、この集団教育は、後述する二つ(2と3)の理由を含めて、「日本人が集団での行動を重んじる」最も大きな理由(全ての根本)だと考えます。

日本の学校における集団教育・生徒指導例
❶授業の最初と最後に、全員が同時に起立・礼・着席をする。
❷運動会や体育祭で、全員が整列して、一糸乱れず入場・退場行進をする。
❸入学式や卒業式で、全員が同じタイミングで起立・礼・着席をする。
❹給食の時間は、当番の(いただきますの)合図と同時に全員が一斉に食べ始め、当番の(ごちそうさまの)合図まで自分の席で待つ。
❺遠足や修学旅行で、全員の行動や時間が細かく決められる(時間厳守)
❻男女別に全員整列させて、一人一人の身だしなみ(前髪・爪・服装など)をチェックする。
→勤務していたある学校で行われていた生徒指導。
教師が、一人一人順番に生徒の身だしなみを(名簿に○×△で項目別に)チェックしていく形で進められる。
前髪や爪が長かったり、スカートが短かったりして、×や△がつくと、改善後に再チェックを受ける。
特に、「爪や前髪などの長さ」は、厳しく(ミリ単位の感覚で)チェックする、など。

清掃活動、全校集会、あいさつ運動、部活動、避難訓練など、他にも色々あると思いますが、私自身、学生時代だけではなく、自分が勤務していた学校においても、このような集団教育(生徒全体に対する集団行動の指導など)が、あらゆる面において、徹底して行われていました。

外国人(ALT)から見た日本の集団教育

日本にいて、上記のような光景(集団に対する徹底した指導)を見ることは珍しいことではなく、当たり前のように思っていましたが、特に運動会・体育祭の入場行進の練習風景を見たALT(アメリカ人)は、

とても驚き、口を揃えて「まるで軍隊のようだ」と言っていたのが印象的でした。

運動会などの本番前に、どこの学校においても、学校全体で(運動場や体育館などに)集まって、入場・退場などの練習をすると思いますが、

この際に、生徒が少しでも他の人たちと違う動きをする(歩く・立つなどのタイミングが遅れていたり、周りと少しでも異なっていたり、間違えたりする)と、本番に向けて「全員が」同じように規律よく行動できるように、先生が個別に細かく丁寧に指導したりもするからです。

アメリカの学校では、このようなこと(教育や指導)は行われないので、異質に思われるようです。

が、日本においては、こうした集団教育は「普通のこと」で、このような指導を受ける過程で、日本人は、集団生活・集団行動の大切さやルールを学び、協調性を身につけると同時に、無意識にも、周りに合わせることやみんなと同じことをすることを重んじるようになっていくのではないかと考えます。

2. 島国であるため(島国根性・同調圧力)

島国である日本では、ほとんどの学校や職場などで、(アメリカやカナダなどのように)国籍や人種が異なる人(移民など)が周囲にいることは少なく、普通に生活している中で、(他国と比べて)外国人と接する機会自体があまり多くはありません。

(友達、先生、同僚、上司など)周りの人間関係も、同じ日本人であることが多く、

(制服などの服装や、髪型やメイクなどを含む外見や、言動など)周りと同じであることが自然で、そうした環境に安心感や安定を感じる人が多いと思います。

だからこそ、日本は、平和で治安が良く、あらゆる面での秩序が保たれているという面があり、「島国」であること自体は、とても良いことだと私は思っています。

ただ、その一方で、(人種や国籍に限らず、バックボーンなど)他と異なる人や、周りとは異なる強い個性を持っている人は、集団の中で目立ったり浮いたり孤立したり(疎外されたり)することがあるとも考えます。

職員室で孤立するALT

例えば、学校では(少なくとも自分が勤務していた学校では)、職員室において、ALTは異質な存在(外国人)である故に、積極的に彼らとコミュニケーションを取ろうとする日本人教師は少なく、彼らALTはどこの学校でも孤立しがちであったと感じます。

英語教師の中でも、自分が知る限りでは、授業(ALTとのティーム・ティーチング)や授業などの打ち合わせで必要な場合を除いて、ALTと積極的に交流しようとする先生は少なかったように思います。

むしろ、私の中では、職員室でALTと(必要以上に)英語で話していると、他の教員から疎まれるというような印象さえ持っていました。

あくまでも自分の経験であり、他の学校においても当てはまるものではないと思いますが、

私は、大体どこの学校においても、ALTの担当をしていて(自分で希望してなることも多く)、職員室の席でも隣に座ることが多く、(授業や生徒のことに限らず、彼らの学校内での不安や悩みなどについても聞いたりサポートをしたりする上で)彼らと話すことが多かったのですが、

(頻繁に話をしている・仲が良過ぎるなどという理由で)席を離されたことが二度(異なる学校で)あったからです。

職員室において、日本人教師同士では日常的・頻繁に行われるような、生徒や授業に関する相談などであっても「ALTとはあまり喋らないように」と念を押されたこともありました。

他の大多数の(日本人の)教師とのコミュニケーションを優先して、チーム(組織)として行動することが求められるからです。

また、職員室では、(日本なので当然ですが)普段から日本語で話されているため、そのような空間で、英語という外国語が聞こえてくることは、大多数の人にとっては、異質なものに聞こえると同時に、安定や調和を乱すものとして捉えられる場合があるとも感じました。

でも、それは、日本のような島国である場合、自然なことだとも思っています(英語教師も含めて、元同僚の教師や日本のことを批判しているわけではありません。)

3. 「出る杭は打たれる」ことを恐れるため

金子みすゞの詩にあるように「みんな違って、みんないい」と言われる反面、上記のように、「出る杭は打たれる」ともよく言われます。

特に、日本では、「相手」「空気」「多数」に合わせることが良いという考え方が根強く(前提にあり)、人と違うことをしたり、何か目立つことをすると、忌諱される(嫌われる・悪口を言われる・孤立する)場合があるので、そうしたリスクを避けたり、恐れる人も多いと思います。

自分たちとは異なる人(少数派の場合が多い)を排除することで、仲間意識や結束を固める、いじめとも似た構造だと考えます。

確かに、空気が読めずに自分勝手に振る舞う人、周りの人のことを考えない自己中な人、そして、他人に迷惑をかけたりする人が批判されることは、ある意味、「仕方がないと」納得できることはあると思います(だからと言って、いじめやパワハラは容認できませんが)。

でも、人とは異なる個性を持つ人を(集団から「異質なもの」と捉えて)排除したり、独立的な生き方をしている人を(「協調性がない」とか「気にいらない」とか「生意気だ」などとして)抑え付けようとする(自分の価値観を他人に押し付け、無理やり相手を変えようとする)のは、好ましいことではないと思っています。

例えば、他の人たち(大多数)とは異なることをする人や、(向上心や夢を持ち)何か大きなこと・新しいことに挑戦しようとする人、など。

このような人たちは、良くも悪くも目立つので、時に、その言動次第で、集団によるいじめやパワハラ、バッシング(批判や誹謗中傷など)の標的となることがあると思います。

いじめをしている人たちや叩いている人たちは、相手のほんの小さな欠点や失敗を見つけ、ここぞとばかりに、あの手この手で「そこ」を攻撃し、精神的にダメージを与えることで、自分たち(集団や組織など)を守ろうとします。

勿論、これは、日本だけではなく、どこの国のどこの集団(子どもから大人まで、学校、職場、友達同士・グループ間などの人間関係など)でも起こり得ることだと思いますが。

そして、そうした(いじめやバッシングなどの)標的になることを避けたいと思うのは、日本人に限らず、人間として自然な心理である(悪いことではない)とも思っています。

「日本人が他と同じことをすることを好む」というイメージを持たれる理由は、他にも色々あると思いますが、以上、考えられる三つの背景を挙げました。

アメリカ人のステレオタイプ「英雄主義」

色々な国の国民性ジョークの中でも特に、個人的に興味深く思ったのが、「英雄になりたい」というアメリカ人に対するステレオタイプです。

日本人に対するイメージとは逆に、「他の人とは異なっていることを好意的に捉える」というイメージが見えると感じました。

(あくまでもイメージですが)実際に、身近にいるアメリカ人やハリウッド映画を観ていても、納得することが多いです。

特に、タイタニックジョークにあるように、「ヒーローになりたい」というアメリカ人の国民性が現れていると感じるハリウッド映画がたくさんあります。

ヒーローと言えば、スーパーマン、アベンジャーズ、アイアンマン、スパイダーマンなどの「キャラクター」が思い浮かびますが、

リアルな映画として、特に、実際にアメリカで起こった事件「9.11アメリカ同時多発テロ」を題材にした映画を見ていて痛感しました。

9.11を題材とした映画は数多くあり、警察官、消防士、犠牲者など、それぞれどこにスポットを当てるかによって、描かれ方は異なりますが、どの作品も、「アメリカ」は、英雄(ヒーロー)化されています

その中から、特に印象的だった映画を三つ紹介しながら、アメリカ人の国民性(ステレオタイプ)「英雄主義」について、具体的に見ていきたいと思います。

「ワールド・トレード・センター」(World Trade Center)


ワールド・トレード・センター (字幕版)

映画「ワールド・トレード・センター」(World Trade Center)は、(タイトルを見れば分かりますが)9.11を題材にした作品です。

オリバー・ストーン監督によって映画化されたこの作品では、警察官にスポットをあて、自らの危険を顧みずに、多くの人を救うべく、現場へと向かった彼ら警察官を英雄として描いています。
例えば、今にも崩れそうな危険なビルでも、真っ先に

「自分が行く!」

と申し出て、中にいる人を救いに行こうとする警官たち。まさにヒロイズム(Heroism)という感じで、「アメリカらしい」と感じました。

Heroism
①英雄的資質、勇気、武勇
②英雄的(勇気ある)行為
③英雄主義

個人的に、とてもすばらしい、立派な国民性だと思います(勿論、アメリカだけに当てはまるものではないと思いますが)。

このテロ事件に関しては、色々と疑惑もありますが、二度と起こってはならない、あまりにも悲惨な事件であったことは間違いありません。

あれからもう10年以上(約20年)経ちましたが、何年経っても、遺族の心の傷は癒えることはありません。

そして、そうした、犠牲者や遺族たちにスポットをあてたのが、次に紹介する映画「ユナイテッド93」です。

「ユナイテッド93」(United 93)


ユナイテッド93 (字幕版)

「ユナイテッド93」は、墜落は免れなかったものの、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロでハイジャックされた4機のうち、テロリストたちの目標(ホワイトハウス)に達しなかった唯一の旅客機とされています。

その「ユナイテッド航空93便」の離陸から墜落までの機内の様子を、可能な限り再現、製作された映画です。

映画では、死を覚悟した乗客たちが、それぞれの愛する家族に最後の電話をするシーンや、テロリストに抵抗するシーン、そして、遺族のインタビューなどもあります。

とても臨場感があり、乗客たちの恐怖や無念を思うと同時に、もし自分の乗っている飛行機がハイジャックされたら、もし自分の愛する人(家族など)が乗る飛行機がハイジャックされたら…、という具合に、この映画を観ている間中ずっと考えていました。

他の旅客機が次々と目標(NY世界貿易センタービルなど)到達していくのを背景に、「ユナイテッド93便」に焦点をあて、亡くなられた方々を「犠牲者」としてではなく、むしろ、(唯一テロリストたちに抵抗し、彼らの目標到達を防いだ、勇気ある)「英雄」(ヒーロー)として描かれています

あの日乗り合わせてしまった乗客の方々、あの日亡くなられたすべての方、そして、その遺族に捧げる鎮魂の意味も含めた映画です。

見た後に残るのは悲しみだけで、感動はありません。

でも、当時の機内の状況を、遺族の証言(電話での対話など)や残された資料により忠実に再現されたノンフィクション映画であるだけに、あの日の悲劇を風化させないためにも、100%ではなくとも真実を知る上でも、観る価値はあると思います。

「炎のメモリアル」(Ladder49)


炎のメモリアル プレミアム・エディション [DVD]

この映画は、消防士にスポットをあてた、9.11アメリカ同時多発テロで、英雄的な死を遂げた消防士たちに捧げた映画です。

警察官であれ消防士であれ、自らの危険を顧みずに人の命を救うという、とても誇りある名誉な職業だと改めて痛感しました。

原題は、”Ladder49“。このタイトルの意味は、主人公の消防士ジャック(ホアキン・フェニックス)が所属していた「はしご隊」(Ladder49)です。

ちなみに、主人公の消防士ジャックを演じたのは、あの有名な故リバー・フェニックスの弟ホアキンです。扱っているテーマは、とても大きく重いのですが、笑いあり涙あり愛ありのとても素敵な映画だと思いました。

♫music:”Shine your light”(by Robbie Robertson

殉職した消防士を称えるシーンが最もHeroismを感じて感動しました。主題歌(Robbie Robertson”Shine your light”)も、この映画にピッタリでした。

日米の国民性(ステレオタイプ)

以上、数ある国民性ジョークの中から、二つ選び、日本とアメリカの国民性(ステレオタイプ)について、(教育と映画という)それぞれ異なる視点から取り上げましたが、以下のように、日米で真逆のイメージがあると感じました。

他と同じことをすることを好む日本人🇯🇵
他とは異なる英雄になりたいアメリカ人🇺🇸

既述したように、これらは極端な例であり、単なるイメージ(固定観念)に過ぎず、100%正しいわけではないし、どちらが良い・悪い/正しい・間違っているなど、全ての人に共通する正解もないと思っています。

日本人の中でも、他とは異なることを好む人もいるし、アメリカ人の中にも、他と同じであることを好む人もいると思います。

いずれの生き方を選ぶにしても、自分で決めたことなら、それがその人にとっての正解(正しい生き方)だと考えます。

考え方・捉え方・生き方などは、人それぞれだからです。

「人と同じことをすること」は、協調性・安定・調和を大切にすることであり、周りとの良好な人間関係を築く上で必要なことでもあります。

一方で、「人と異なることをすること」は、個性・個を大切にして、周りに流されずに自分の道をまっすぐに進むことでもあります。

私は、いずれも、決して悪いことだとは思いません(むしろ、それぞれ良いところがあると思います)。

個人的には、バランスを大切にして、他人の人生・生き方・考え方・価値観・個性などを尊重しつつ、自分の人生に関わることは、自分の意思で決めて、自分らしく生きていきたいと常に思っています。

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