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20201/12

【フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック】お城のようなホテル内部も紹介

ケベック・シティまでの道のり

トロントのピアソン国際空港からケベック・シティのジャン・ルサージュ国際空港まで飛行機(エア・カナダ直行便)で約1時間30分。ここ(空港)から市内までの交通手段はタクシーのみ(一律$32.5)です。目的地であるフェアモント・ル・シャトー・フロンテナックがある旧市街(アッパータウン)まで約25分。まるでお城のような外観の観光案内所の前でタクシーを降りると、夢にまで見たあの光景が、すぐ目の前にありました。

フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック

ケベック・シティ最大の見どころである
フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック」を紹介します。

フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックは、19世紀末(1893年)に建てられた、フレンチ・ロマネスク風のとても歴史のあるホテルです(建設自体は、17世紀から始まったそうです)。

フランスの古城をイメージして造られただけに、まるでヨーロッパ中世のお城のように、どの角度から見ても美しく豪華絢爛です。

フェアモント・ホテル・アンド・リゾーツ

このホテルは、現在、トロントに本社を置くフェアモント・ホテル・アンド・リゾーツ(Fairmont Hotels and Resorts)によって運営されている、世界的にも名高い名門ホテルの一つです。トロントの「フェアモント・ロイヤル・ヨーク」(Fairmont Royal York)やモントリオールの「フェアモント・ザ・クイーン・エリザベス」(Fairmont the Queen Elizabeth)など、世界15か国に、同様のフェアモントホテルがあり、いずれも街のランドマーク的な存在となっています。

立地もよく、周辺には多くの観光スポットがあります。

テラス・デュフランとシタデル

フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックの裏側には、テラス・デュフラン(板張りの遊歩道)があります。ここは、セントローレンス川と崖下の旧市街(ロウアータウン)を眺めることができる絶景スポットとしても人気です。

さらに奥にある総督の散歩道を歩いていくと、戦場公園に行くことができます。その際に、シタデル(イギリス統治下のカナダで建設された要塞)を通るので、所々に、巨大な砲台を見ることもできます。砲台の上に乗って写真を撮っている人も多く見られました。

サミュエル・ド・シャンプランの像

この像は、ケベック・シティの祖であるサミュエル・ド・シャンプランのものです。高さ15メートルあります。フェアモントホテルを見上げる彼の像は、このホテルの外観とも抜群にマッチしています。

ケベック・シティのシンボル

街を紹介するパンフレット、旅行雑誌、ガイドブックなどでは、必ずと言ってよいほど、表紙として大きく取り上げられている、まさに「ケベック・シティのシンボル」です。

ケベック・シティのオススメ観光スポットとしても紹介しましたが、「一生に一度は泊まってみたいホテル」として世界的にも有名です。

セントローレンス川を上から見下ろす高台に建っているので、客室(リバーサイド)からの眺めが抜群に良いと評判です。また、ケベック・シティの至る所から、このホテルを見ることもできます。

アルフレッド・ヒッチコックの「私は告白する/I confess」(1953)など、映画の舞台にもなっています。

赤レンガ色の外壁と緑色の屋根のコントラストも抜群に相性が良く、アイキャッチ的にも、これ以上にないというほど大きなインパクトがあります。

エントランス

エントランス、フロント、ロビーなどの内装も美しく豪華で、とても上品な雰囲気が漂っていました。

フロントとロビー

今回、ケベック・シティを旅する上で、ずっと憧れだったこのホテルに宿泊することができました。

世界中のVIPも宿泊することで有名な高級ホテルなので、なんとなく敷居が高そうですが、宿泊客は、カジュアルな服装の方が多く、どこかアットホームな雰囲気がありました。

フロントのスタッフの方も、丁寧ですがフレンドリーな感じなので、それほど気構えることもなく、チェックインを済ませることができました。

どこを見ても、キラキラと輝いていて、重厚感がありとても綺麗でした。

ちなみに、観光客向けにこのホテルのガイドツアー(フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック・ガイドツアー)もあります。19世紀の衣装を着たガイドによる案内で、値段も手頃(大人$8.5〜)なので、とても人気です。毎日1時間おきに出発していて、所要時間は約50分(予約が必要)です。

客室がずらりと並ぶ廊下も、歴史を感じさせ、レトロな感じでとても雰囲気がありました。

客室(リバービュー)

客室は全部で600あり、(セントローレンス川が見渡せる)リバービューと、(ケベック・シティの旧市街が見渡せる)シティービューの2種類のタイプがあります。私は、リバーサイドの客室でした。

10階(1005号室)の、とても落ち着いた綺麗な客室でした。

部屋に入って、真っ先に目を向けたのは、やはり窓でした。

客室からの眺め(セントローレンス川)

リバーサイドの部屋の窓からは、セントローレンス川や船を眺めることができます。

この日は天気が良く、青い空とセントローレンス川がとても美しくクリアに見えました。

翌日は雨だったので、曇り空がどことなく寂しい感じはしましたが、それでもこのロケーションからなので、眺めは素晴らしかったです。

LAMBERT & CO.

値段がやや高めですが、お土産や衣類などが売られている小さなショップ
LAMBERT & CO.」があります。翌日の大雨のため、傘を買いに行きました。傘1本で、なんと$53もするので迷いましたが、大雨でどうしても傘が必要だったこと(傘を持っていけばよかったのですが)、「フェアモント・ル・シャトー・シャンプラン」のロゴが書かれてあり、デザインも気に入ったので、記念に購入しました。

また、フィットネスセンター、サウナ、屋内プール、スパなども利用することができます。階下には、スターバックス・コーヒーなどもあります。

夜の風景

部屋の窓から見える夜景(セントローレンス川と船の灯り)もとても美しく幻想的です。

夜になると、ホテルの外観はライトアップされて、美しさがより一層際立ちます。

夜でも外の遊歩道には、多くの観光客で賑わっています。

あまりにも綺麗な夜なので、ホテルの周辺を散歩するのも楽しいです。

ライトアップされて、建物の上に浮き上がる光の文字も綺麗です。

モントリオールの「ノートルダム大聖堂」とともに、ケベック・シティの「フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック」は、私の夢リストの一つだったので、一生の思い出になりました。

フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック
住所:1 rue des Carrières, Québec City
電話:418-692-3861
URL:https://www.fairmont.com/frontenac-quebec/

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