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【北米のパリ】ケベック・シティのオススメ観光スポット5選
目次
ケベック・シティの三つのエリア
トロントやモントリオールほど大きな都市ではありませんが、ケベック・シティは、まるでヨーロッパのように美しい街です。この街は、大きく三つのエリアから成っていて、いずれのエリアも、徒歩で移動できる距離です。
フェアモント・シャトー・フロントナックを中心とする、城壁に囲まれた旧市街。
ロワイヤル広場を中心とする、セントローレンス川の川べりに発展した旧市街。
ホテルやレストランなどが集中し、都市として発展している新市街です。
私は、旧市街(アッパー・タウン)を中心に観光したので、このエリアについて紹介したいと思います。
1. フェアモント・ル・シャトー・フロントナック
フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックは、19世紀末(1893年)に建てられた、「ケベック・シティのシンボル」とも言える、とても歴史のあるホテルです。フランスの古城をイメージして造られ、まるでヨーロッパ中世のお城のように、どの角度から見ても美しく豪華絢爛です。立地もよく、周辺には多くの観光スポットがあります。
セントローレンス川を上から見下ろす高台に建っているので、リバーサイドからの眺めが良く、また、高台に位置しているので、ケベック・シティの至る所から、このホテルを見ることもできます。
このホテルは、トロントに本社を置く「フェアモント・ホテル・アンド・リゾーツ」(Fairmont Hotels and Resorts)によって運営されている、世界的にも名高い名門フェアモントホテルの一つです。
エントランス、フロント、ロビーなどの内装も美しく豪華で、どこを見ても綺麗で、とても上品な雰囲気が漂っています。
観光客向けにホテルを案内してくれるガイドツアーもあります。値段も手頃(大人$8.5〜)です。予約が必要ですが、毎日1時間おきに出発しています(所要時間は約50分です)。
客室は全部で600あり、セントローレンス川が見渡せるリバービューと、ケベック・シティの旧市街が見渡せるシティービューの2種類のタイプがあります。私は、リバーサイドの部屋に宿泊しました。
夜になると、ライトアップされて、美しさがより一層際立ちます。
このホテルについて、こちらの記事で、より詳しく紹介しています。
2. ノートルダム大聖堂
「ノートルダム大聖堂」といえば、カナダではモントリオールの大聖堂が有名ですが、ケベック・シティにもあります。
ケベック・シティのノートルダム大聖堂は、17世紀半ばに建立されました。
過去に、なんと二度も火災に遭い、それから何度もリノベートされ、1925年に、ようやく現在のような美しい大聖堂に生まれ変わりました。
モントリオールのノートルダム大聖堂と比べたら、規模は小さく、外観も地味な印象でしたが、中に入ると、祭壇を含め、全てが眩いばかりに黄金色に光輝いていて、とても豪華な内装でした。
多くの芸術家が改築に加わったとされているだけに、とてもセンスが良く芸術的です。
黄金色の中に、カラフルに美しく映えるステンドグラスも素敵です。
地下にあるフランソワ・ラバル(フランス系カナダ人の精神構造に大きな影響を与えた司教)のモニュメントと墓を含め、この大聖堂を見学できるガイドツアーがあります。ガイドツアーの料金は$3くらい(入場は無料)です。
3. クリスマス専門店「La Boutique de Noel Quebec」
ノートルダム大聖堂のすぐ近くに、とても可愛いクリスマス専門店があります。モントリオールのクリスマスショップ「NOEL Eternel」と雰囲気が似ている、こちらも一年中クリスマスの雰囲気を味わうことができるお店です。
このショーウインドウ越しに見える店内の雰囲気(クリスマス一色の世界観と可愛いトナカイの置物)に惹かれ、中に入らずにはいられなくなりました。
クリスマスツリーの装飾品、リース、人形などは勿論、キーホルダー、ぬいぐるみ、お菓子、文房具や雑貨など、ケベック・シティのお土産などもたくさん揃っています。装飾品は5000種類以上もあるそうです。
ノスタルジックで温かい雰囲気が魅力的で、どこを見ても楽しくて、終始ワクワクしながら店内を隅々まで見て周りました。
小さな置物などの小物類から、クリスマスボールやスノードーム、サンタの人形など、値段は、だいたい$5〜100前後のものが多いです。ハロウィンなど、季節に応じたグッズも販売されているそうです。
このお店について、こちらの記事で、より詳しく紹介しています。
4. 世界遺産に登録された旧市街の街並み
フェアモント・シャトー・フロントナックからVIA鉄道パレ駅までの道のり(旧市街の街並み)がとても素敵でした。
まるでヨーロッパのような雰囲気が素敵です。
ケベック・シティ(ストリート、カフェ、ショップ、ホテルなど)の雰囲気として、印象的だったのが、年配の方(高齢者)が多いということでした。
お店のショーウィンドウを楽しそうにじっと眺めている人たちが所々で見られました。トロントやモントリオールのような大都市とはまた違う、こぢんまりとして、落ち着いた雰囲気が、妙に新鮮で、これもこの街の魅力だと感じました。
5. VIA鉄道パレ駅
カナダケベック州(ケベック・シティ)のパレ駅(Gare du Palais)は、トロントやモントリオールやオタワなど、カナダ各地を結ぶVIA鉄道が発着しています。
私は、VIA鉄道で、(モントリオールを経由して)トロントまで戻る際にこの駅を利用しました。Palais(宮殿)と言う名前の通り、ヨーロッパ中世の宮殿のように美しい建物にまず目を惹かれます。「VIA」と書かれた黄色の大きなロゴが、VIA鉄道の駅の目印です。
レストラン、カフェ、バー、売店などもあり、待ち時間も退屈せずに過ごすことができます。なぜか、歯医者まで入っています。ロビーの奥には、バスティーポがあります。
レトロで落ち着いた、アンティークな雰囲気が魅力的な駅舎。100年という、歴史を感じさせる古びた時計にも異国情緒が溢れています。
エントランスも素敵です。
駅前には、大きな噴水のある綺麗な公園があります。
ケベック・シティは、トロントやモントリオールほど規模は大きくはありませんが、街の人たちはとても温かく親切で、街の雰囲気もこぢんまりとして混雑も少なく、とてもアットホームで素敵な街です。
土日 7:00〜21:00(無休)
住所:450 rue de la Gare du Palais Saint-Lambert, QC, J4P 2G5
URL:https://www.viarail.ca/en/embedded/station/detail/QBEC?xml=QBEC.xml&xsl=en_station.xsl
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帰りのVIA鉄道の車窓からの眺めも楽しく、心地よい時間を過ごすことができました。
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