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【カナダ第2の都市】モントリオールのオススメ観光スポット8選
モントリオールまでの道のり
カナダ第2の都市モントリオールへのルートは、日本からだと、東京(成田)からモントリオール(ピエール・エリオット・トルドー国際空港)までのエア・カナダ直行便が運行しています。所要時間は約12時間です。他に、カナダ(トロントなど)やアメリカの各都市(シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなど)を経由して行くこともできます。トロントからモントリオールへ行く場合の主な手段は、長距離バスと飛行機と鉄道です。バスは、コーチ・カナダのバスが、毎日便運行しています。所要時間は、約7時間です。飛行機は、割と便数が多く、トロントのピアソン国際空港からエア・カナダが毎日20便以上便運行しています。所要時間は約1時間15分と、(当たり前ですが)バスや鉄道よりかなり近くなります。私は、特に急ぐ理由もなく、車窓からの眺めを楽しみながら、ゆっくりと旅の道中を過ごしたかったので、VIA鉄道を利用しました。
VIA鉄道は、トロントのユニオン駅から、毎日5〜8便運行しています。
トロントから約5時間でモントリオールのセントラル駅に到着します。
モントリオールのオススメ観光スポットを順番に紹介します。
世界の女王マリア大聖堂
セントラル駅のすぐ側(徒歩数分の距離)にある、一際目をひく立派な大聖堂(寺院)。
19世紀(1894年)に建てられた荘厳な外観もものすごくインパクトがありますが、まず、”Mary Queen of the World Cathedral”(世界の女王マリア大聖堂)という名前もとても印象的です。まさに「カトリック」という感じです。実際に、この寺院が作られた目的は、(プロテスタントに対して)カトリックの力を誇示するためだったと聞いて納得しました。
世界の女王マリア大聖堂について、こちらの記事でより詳しく紹介しています。
電話:(514)-866-1661
時間:7時30分〜18時(無休)
料金:無料
URL:https://www.aviewoncities.com/montreal/mariereinedumonde.htm
フェアモント・ザ・クイーン・エリザベス
世界の女王マリア大聖堂の隣にあるフェアモントホテル(Fairmont The Queen Elizabeth /フェアモント ザ クイーン エリザベス)が、絶妙な具合と抜群のセンスで、背景として美しくマッチしています。「フェアモント」と言えば、
トロントのオススメの一つとしても紹介した「フェアモント・ロイヤル・ヨーク」
そして、ケベック・シティの「フェアモント・ル・シャトーフロンテナック」と同じ、フェアモントグループの名門ホテルの一つです。
このホテルは、カナダの他のフェアモントホテルと比べると少し地味な外観で、独特な雰囲気がありますが、やはり、モントリオールのランドマーク的な存在でもあります。こちらも名前のインパクトがすごく大きいのですが、エリザベス英女王にちなんで名付けられたものです。このホテルの地下は、セントラル駅やショッピングモールと繋がっているので、アクセスもしやすく便利です。一度は泊まってみたいホテルの一つです。
電話:514-861-3511
URL:https://www.fairmont.jp/queen-elizabeth-montreal/
ノートルダム大聖堂
セントラル駅から歩いて約15分。旧市街に入ってすぐにあります。19世期(1829年)に建てられたネオ・ゴシック建築が魅力的な建物で、とても存在感があります。入場料は大人$5(〜8)です。時期によって料金は変わりますが、私が行った時は、大人$5でした。チケットは、入り口で購入できます。
入った瞬間、まったく別の世界へ来たような不思議な感覚でした。
メインである中央の祭壇は、オレンジ色、コバルトブルー、そして、黄金色のライトに照らされて、とても神々しく見えました。写真で見るよりも崇高で偉大で圧巻でした。
煌びやかに光輝く青い祭壇の正面には、十字架にかけられたイエス・キリストの像があります。奥にはチャペルもあり結婚式もよく行われます。有名人も利用しており、モントリオール出身の歌手セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名です。
厳粛な雰囲気の中で、信者たちが祈りを捧げていました。毎日ミサがあり、多くの人が参列します。平日(月〜金曜日)は一日に二回(7:30/12:15)行われます。土曜日は17:00からの一回のみ。日曜日は、四回(8:00/9:30/11:00/17:00)行われます。
薄暗い中で、ほんのりと美しく幻想的に光輝くキャンドルがとても映えています。
この大聖堂には、7000本ものパイプオルガンがあり、土日に演奏されます。日曜日(11:00)は聖歌隊による合唱もあります。モントリオール交響楽団を始め、毎年数多くのコンサートやショーも開催されています。
ノートルダム大聖堂について、こちらの記事でより詳しく紹介しています。
電話:(514)842-2925
時間:8:00〜16:30(3月中旬〜12月末)、8:00〜14:30(1月〜3月中旬)/年中無休(結婚式などのイベントの際は入場不可)
チャイナタウン
セントラル駅から歩いて10分くらいすると、チャイナタウンがあります。
中国らしい二つの中華門があります。特に、チャイナタウンの出入口(旧市街のすぐ手前)にある大きな赤い中華門がとても印象的でした。
モントリオールのチャイナタウンは、19世紀後半に、中国人の移民者たちによって形成されました。トロント同様、モントリオールのチャイナタウンは、とても活気があります。
メインストリートのゴーシュティエール通り(Rue de la Gauchetiere)には、中華レストランや中国系のお店(飲食店や雑貨店など)がたくさんあり、一日中多くの人で賑わっています。
中国製(Made in China)のカナダのお土産(雑貨など)がたくさんありました。値段もとても安く手頃です。
ビュフェ形式の中華レストランが多いです。
特に、「京都飯店」という中華料理店が安くておいしいと有名です。ガイドブックでも紹介されています。
私も一度行きましたが、落ち着いた雰囲気でおいしかったです。
蝦仁炒麺(CA$13.16)/Shrimps Chow Meinを食べました。エビがプリプリでした。このお店のメニューはこちらです。テーブルの上にある注文表(メニュー番号を記入)を店員に渡してオーダーします。モントリオールのレストランなどで、夜遅く(23:00以降)まで開いているお店は意外と少ないのですが、中華レストランは割と遅くまで開店している場合が多いです。ここも翌日3時までオープンしています。
電話:(514)861-2003
時間:毎日11:30〜翌3:00(無休)
料金:$15〜
URL:https://ja.foursquare.com/v/restaurant-beijing-京都飯店/4afc9071f964a520e92322e3
ボンスクール・マーケット
旧市街の奥に、一際目をひく大きな銀色のドームのついたネオ・クラシック様式の建物(ボンスクール・マーケット)があります。
ここは、カナダのお土産店を始め、工芸品やクラフト、雑貨、ブティック、レストランなど、数多くのショップが入っているマーケットです。
アートギャラリーやパブリックマーケットなども開かれます。
石畳の道がとても情緒があり、ヨーロッパのような街並みが素敵です。
マーケット内には無料で入ることができます。ふらっと立ち寄るだけでも楽しい場所でした。
この大きなドームは、とても目立つので、モントリオールの旧港に来る船の目印にもなっていたそうです。改装中でしたが、中に入ることができてよかったです。ちなみに、この真横には、ノートルダム・ド・ボンスクール教会(Chapelle Notre-Dame-de-Bonsecours)があります。フランス植民地時代の面影を残す石造りの教会です。入ってみたかったのですが、朝早かったので、まだ開いていませんでした。
旧市街
(近代的なビルが建ち並ぶ)ダウンタウンとは全く異なる雰囲気の旧市街の街並みは、カナダというよりもヨーロッパにいるような気分になります。
モントリオールには二回訪れましたが、旧市街の街並みも大きな楽しみの一つで、この街それ自体が、モントリオールの観光名所として大きな魅力があると感じます。
クリスマスショップNoël Éternel
「Noël Éternel」というクリスマスショップがとても可愛くて大好きです。モントリオールの旧市街を歩いていて、たまたま見つけたお店ですが、看板やウィンドウ越しに見える商品や店内の様子や雰囲気などがあまりにも素敵だったので中に入りました。店内には、クリスマスツリーの飾りや人形、オルゴール、置物、スノードーム、雑貨など、数多くのクリスマスグッズが揃っています。こぢんまりとしていて静かで、落ち着いて見て回ることができます。レコードから流れるBGM(クリスマスの音楽)も素敵でした。
クリスマスだけではなく、ハロウィーンのコスチュームなどもあります。
サンタクロースなどの人形は、小さいもので$100前後ですが、クリスマスツリーの装飾品やお土産など、$1〜2くらいの小物類も多いです。
NOEL Eternelについて、こちらの記事でより詳しく紹介しています。
カナダ(ケベック)のお土産もあるので、モントリオールのお土産店としてもオススメのお店です。
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