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効果的な世界史勉強法12選【英語学習で必要な知識・教養】ノートで紹介

Contents

世界史の必要性

私は、英語の学び直しと同時に、世界史の学び直しも始めたのですが、(英検1級の勉強をする中で)改めて痛感したことが、英語学習において、「背景知識」(特に世界史の知識)が必要だということです。

勿論、英語の資格試験は、あくまでも英語の試験なので、英語力(読解力や語彙力など)があれば、背景知識がなくても解答できるように作られていると思いますが、

背景知識がある方が、(テキストの本文には書かれていない、より詳しい時代背景やイメージが見えるので)より英文が理解しやすくなります。

特に、世界史は、政治経済・文化・科学・教育など、あらゆる分野にも関連するもの(土台となる知識)なので、最低限知っておくべき教養としても大切だと考えます。

効果的な世界史の勉強法12選

そんな世界史の勉強で、個人的に、効果的だった方法・大切なポイントを、ノートの写真と一緒に紹介します。

1. 全体の流れを捉える(縦と横の大まかな流れをつかむ)

①世界史全体(古代→中世→近世→近現代)の流れを捉える。

まず最初に、(一つの国や地域だけではなく)世界史全体としての大まかな流れを捉えることが最も大切です。

その方法は、人それぞれ色々あると思いますが、私は以下の二つの方法で勉強しました。

❶年表を基に図式化して、各国の縦と横の繋がりや関連性をつかむ。

全体を俯瞰し、一つの国の歴史だけではなく、時代ごとに関連する国同士の繋がりや関係性(縦と横の流れ)を視覚的に捉えます。

上の写真の左は、簡単なメモ程度に流れを書き出したもの、右は、主要な国や地域ごとの流れや関連性を縦横に理解するために図式化したものです。

このようにして(かなり大まか・大雑把ですが)世界史全体の流れを図式化・色分けすることで、複雑に絡み合う世界史の流れを、国や時代ごとに捉えることができます。

【訂正】⇅画像の記述に誤りがあるので訂正します。
❌紀元前(A.D)と紀元後(B.C
⭕️紀元前(B.C)と紀元後(A.D

私の場合、この過程で、かなり全体がクリアに見えるようになり(頭が整理され)、その後の細部を捉える勉強においても、より理解しやすくなりました。

❷解説書などの目次を書き出す

世界史に関してわかりやすく書かれた書籍や解説書はたくさん出版されているので、その中から自分に合ったものを選び、目次を書き出すことで、大体の流れやポイントを頭に入れることができました。

上の写真は、以下の資料集の目次を書き出したものです。まず目次を頭に入れることで、その後の勉強(その本の細部)もスムーズに進めることができます。


一冊でわかるイラストでわかる図解世界史―地図・イラストを駆使 超ビジュアル100テーマ (SEIBIDO MOOK)

英語学習においても、まずはある本(使用するテキストなど)の全体像をつかむために、目次を利用することが多いです。

②各国の大まかな流れを捉える

世界史の大きな流れを捉えた後に、ヨーロッパ(イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、スペインなど)、アメリカ、東アジア、南アジアなど、一つ一つの国や地域ごとの流れを大まかに捉えることも大切です。

あくまでも「大まかな流れ」なので、細かいことにはこだわらず、各国の歴史の流れ(王朝名や代表的な出来事など)を、同じく年表を基にして、自分なりにわかりやすいように図式化していきます。

世界史は、紀元前(B.C)と紀元後(A.D)の区別をして、世紀ごとに同じ「枠組み」の中で、それぞれの国の縦と横の流れを捉えることが大切だと思っています。

自分なりにわかりやすいように大まかな「枠組み」を作って、あとはそれをコピーして、(他の色々な国用に)使い回しています。

2. 細部を捉える(一つ一つ深く学ぶ)

大まかに全体像(世界史全体の流れ→各国の流れ)を捉えた後は、細部(用語や人名、出来事などの細かい知識)をより詳しく学び、理解を深めていきます。

その方法も、人によって色々あると思いますが、個人的に効果的だった(大まかな歴史の流れをおさえた後)の「世界史の勉強方法」を10個紹介します。

3. 世界史の教科書・参考書・問題集で学ぶ

学校の世界史の教科書や参考書(資料集や年表・地図帳含む)、そして、大学受験用の問題集などは、重要な用語や人名、出来事などを一通り把握し、基礎を固める上で役立ったと思っています。

年表を書き出して知識を整理する

特に、年表を見ながら、(大まかにしか捉えていなかった曖昧な知識を)改めて一つ一つ細かく整理していく(書いていくことで)、それぞれの時代の流れ(細部)がより鮮明に見えてきます。付箋や蛍光ペンを使って色分けするとより視覚的に理解しやすくなりました。

最終的に、どうしても覚えられない場合は、この手書きの年表をコピーして、覚えたい用語や年号を「緑の暗記ペン」と「赤シート」を使って隠しながら文脈の中で覚えていきました。

コクヨ 暗記用ペンセット チェックル PM-M120P-S

書くのは面倒ですが、テキストなどの文字を眺めているよりも、一度書くこと、そして、自分で書いた文字を何度も見る方が覚えやすい(頭に入りやすい)と個人的には感じます。

また、世界史の資料集は、カラー写真やイラスト、地図も多く、眺めているだけでも楽しいので大好きです。


山川 詳説世界史図録 第3版: 世B310準拠

4. 世界史の解説書を読む

私の場合、教科書や参考書だけで理解することが難しい場合もあったので、世界史の解説書をたくさん読みました。

特に、以下の本が、時代や地域ごとにわかりやすくまとめられていて、理解しやすかったです。

手にとるように世界史がわかる本

5. 歴史マンガを読む

個人的に、世界史は、学習漫画が楽しく学べて効果的でした。

いきなり最初から漫画を読むのではなく、上記のように、基礎(世界史全体と国ごとの「大まかな流れ」)を、それぞれ一通りおさえた上で読むと、より理解しやすく、知識も深まる(用語なども覚えやすい)と感じます。


世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)


世界史 近現代 パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)

6. 歴史映画を観る

歴史を題材とした映画もたくさんあるので、(漫画などと同様に)大まかな流れを捉えた後で映画を観ると、視覚的に、より理解を深めることができます。

歴史を題材とした映画に関する記事】はこちらです。

対象となる当時の時代の雰囲気(時代背景・服装・生活など)を知る上でも、映画は最も効率的でわかりやすく、何よりも楽しく学ぶことができると思います。

7.世界史のドキュメンタリー番組を観る

漫画と同様に、ある程度の知識(歴史の流れや人名など)をおさえた上で見ると視覚的により理解が深まります。

おすすめの歴史映画やドキュメンタリー番組はこちらで紹介しています。

特に、世界史の大まかな流れを映像で理解する上で、こちらでも紹介した「大世界史」という番組がおすすめです(U-NEXTで視聴可能です)。


出典:U-NEXT

以下の8つのエピソードがあります。

文明のあけぼの(70000年前〜)
帝国の勃興(3000年前〜)
宗教と剣(20000年前〜)
東西の邂逅(5世紀〜)
略奪者の時代(15世紀〜)
自由への闘い(18世紀〜)
産業革命の衝撃(19世紀〜)
戦争の世紀(20世紀〜)

日本史関連のドキュメンタリー作品は多い反面、世界史関連のものが少ないので、とても貴重な映像史料だとも思っています。U-NEXTで視聴可能です。

ドキュメンタリー番組は、個人的に最も面白く最もおすすめの方法です。
当時の状況や背景や人や国同士の関係性などが視覚的にイメージできるので、英語と同時に世界史も学びたい人におすすめ(一石二鳥)です。

「大世界史」
ジャンル:ドキュメンタリー、歴史、ドラマ
公開:2012年(イギリス)
エピソード:全8話
動画配信サービス:U-NEXTオリジナル作品
英語レベル:上級

8.歴史を題材とする文学を読む

私は、海外文学(中でも史実を基にした作品)が好きなので、よく読んでいます。このブログでもいくつか紹介しています。

歴史を題材とした文学作品に関する記事】はこちらです。

歴史の大まかな流れが理解できていれば、(少し難しめの)文学作品でも楽しく読み進めることができます。

9. 興味のある学問分野の歴史を学ぶ

教育学、宗教学、文学、経済学など、あらゆる学問に歴史があるので、その中から自分が興味のある分野の歴史を学ぶのも楽しいと感じます。

私は、西洋美術、海外文学(特に英文学・スペイン文学)、英語などが好きなので、それらの歴史(西洋美術史、文学史、英語史など)も学んでいます。

アウトプット(一人練習)用に作成している英語の自作カードです。

(英語、英語史、英文学史、英語教授法など)用途に応じて、色々な種類のカードを作成しています。
私にとっては、勉強に欠かせない語学グッズの一つです。

特に、文学史、美術史、教育史、宗教史、帝国史、女性史などに興味があるので、関連する雑誌などもよく読んでいます。

後述しますが、インプット(読書や映画を観るなど)をした後に、自分の言葉でアウトプットもしています。

いくつかブログでも紹介しています。

文学史に関する記事】はこちらです。

教育史に関する記事】はこちらです。

帝国史に関する記事】はこちらです。

女性史に関する記事】はこちらです。

宗教史に関する記事】はこちらです。

美術史に関する記事】はこちらです。

10.歴史関係の文献・洋書などを読む

日本語の文献は勿論ですが、どんな分野であれ、世界について学ぶなら、英語でも学びたいとも思っているので、歴史を学ぶ上で、海外の文献や洋書もたくさん利用しています。

中でも、特に気に入っている(愛読している)歴史の本(2冊)です。


World History: From the Ancient World to the Information Age (Eyewitness Companions)

この本(下の写真の本)は、一つ一つの出来事や重要人物などについて、深く詳細に書かれています。


History Year by Year: The History of the World, from the Stone Age to the Digital Age

この本(下の写真の本)は、年代ごとに歴史の流れを、わかりやすくコンパクトにまとめられています。

いずれも、イラストや写真が豊富なので、飽きずに楽しく学ぶことができます。


ただ読むだけではなく、自分なりにノートにまとめることで、より深く記憶に残り、定着もすると感じます。

11. 英語で学ぶ(英文の背景を学ぶ)

冒頭でも書きましたが、(英検やTOEFLなど)英語の資格試験で扱われる英文(特にリスニング・リーディング)では、歴史(世界史)を題材・土台としたものがとても多いです。

私は、資格試験の勉強をする上で、英文の背景知識も同時に学ぶ(自分で調べて、知識をノートにストックしていく)ことで、英語力(問題を解く力、英語を使う力など)だけではなく、幅広く教養(歴史に限らず)も深めることができたと思っています。

写真は、インスタでも投稿した英検1級対策(リーディング)用の付箋ノートです。

英文の背景知識を、その都度、ネットや本などで調べて、ノートにまとめて(知識をストックして)いました。

英文に書かれていること(100%)以上に多くのことを学べて、テキストの内容に対する理解もより深まります。

時間がかかりますが、個人的には、「英文の背景知識も学ぶこと」は、英語も世界史も学べる一石二鳥の勉強方法でした。両方大好きな自分にとって、最適だったと思います。

12. 自分の言葉でアウトプットする

歴史に関する文献や史料・資料、文学作品などを読んだり、映画を見たりしたら、それらについて、自分なりの形・視点でアウトプットすること(書く・話す・教えるなど)で、より知識が深まり、思考力や表現力も鍛えることができると感じます。

例えば、私自身も行っていますが、記述式の文章問題を解く、レポートや論文を書く、ブログを書く、SNSで紹介するなど、人によって、色々なアウトプットの方法があると思います。

既述したように、このブログの「学問・教養」や「映画」のカテゴリーにて、歴史を題材とした文学作品や書籍、映画などについて、自分なりに分析してアウトプットした記事をいくつか紹介しています(論文形式で書いていますが、いずれも公的な論文ではありません)。

古代史に関する記事】はこちらです。

中世史に関する記事】はこちらです。

近代史に関する記事】はこちらです。

歴史の大まかな流れや細部を捉える(インプットする)ことができたら、自分なりに色々な角度からアウトプットすることで、書く力も鍛える(長期記憶としても定着させる)ことができると考えます。

こちらでも書きましたが、アウトプットすること(書くこと)を前提として、インプットする(読書などをする)ことで、より能動的に学べて、(文章を書く上で必要となる)考える力や表現する力も鍛えられるので、個人的におすすめです。

歴史の勉強で気をつけるべき7つのこと

世界史(歴史)を「暗記科目」として捉えない。

歴史(世界史や日本史など)は、暗記科目として捉えられることも多いと思いますが、暗記(「覚える」)というよりも、歴史の流れや国同士の関係などを踏まえて、「理解する」ことが大切です。

最初から細かい知識をバラバラに覚えようとしない。

用語や人名などの知識を、歴史の流れと切り離して一つ一つ丸暗記しようとすると、「木を見て森を見ず」の状態になってしまいます(細かい部分にとらわれて全体像が見えず、文脈=複雑に関連し合う「流れ」や「繋がり」も見失ってしまう)。

まずは歴史の大まかな流れを把握する。

最初は、全体の大まかな流れを理解することに重点を置き、細かい用語や出来事などの詳細は後から学ぶと効率よく理解することができます。

用語や年号は歴史の流れ・文脈の中で覚える。

用語や年号は、③で捉えた歴史の大きな流れの中で、それぞれの知識を関連付けながら学ぶことで、(無理やり暗記するのではなく)自然に頭に入れることができると感じます。

大きな流れが理解できれば、細かい固有名詞なども歴史の流れ・文脈の中で効果的に覚えることができるからです。

同様に英語も、(一つ一つの単語やモデル文を一字一句丸暗記していくよりも)まずは、英文の全体の流れを理解することに努めます。

英作文の場合、モデル文の構造(①導入、②具体例、③結論など)や流れが理解できれば、あとはその文脈の中で単語やフレーズも自然に覚えることができると思います。

文字だけで理解しようとしない。

映画や動画、資料集などの図やイラスト、写真なども利用して、視覚的に理解を深めることも大切です。

楽しみながら学ぶ。

私の場合、世界史を、教科としての勉強(試験で高得点を取る・結果を出すための勉強)というよりも、一生涯自分の中に残るもの(知識や教養など)を身につけるための学びだと捉え、じっくりと時間をかけて、(大好きな映画・文学・漫画・雑誌・洋書・文献・英語の問題文など)色々な方法で楽しみながら学習しました。

英語学習も同じように捉え、独自の方法・考え方で、楽しみながら学んで(学び直しをして)います。

インプットだけではなく、アウトプットもする。

インプットした知識を長期記憶として定着させる上で、アウトプット(書く・話すなど)をすることは欠かせないと考えます。

まとめ

1.(世界史全体→各国の)大まかな歴史の流れを捉える。
2. (以下の3〜12の方法で)細部を捉える。
3. 世界史の教科書・参考書・問題集などで学ぶ
4. 世界史の解説書を読む
5. 歴史マンガを読む
6. 歴史映画を観る
7.世界史に関するドキュメンタリー番組(動画)を見る
8. 歴史を題材とした文学作品を読む
9. 興味のある学問分野の歴史を学ぶ
10. 歴史の文献・洋書を読む
11.英語で学ぶ(英文の背景を学ぶ)
12.自分の言葉でアウトプットする

以上、個人的に効果的だった世界史の勉強方法を12個選び紹介しました。

英語同様に、世界史の学び方は人それぞれですが、特に歴史に関しては、以下のように、学ぶ順番は大切だと考えます。

全体の大まかな流れをつかむ。

文字だけではなく、写真や図(自分で図式化するなど)でも視覚的に理解する。

細かい用語や単語を(①で捉えた)大きな流れ(文脈)の中で覚える。

映画、文学、漫画、動画などを利用して、楽しみながら学ぶことをおすすめします。

理解したことを自分の言葉でアウトプットする。

英語の勉強においても当てはまる部分があり、いずれにせよ、主体的・能動的・本質的な学びを追求しながら、思考力と表現力を鍛えたいと思っています。

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